テント(天幕)おとぎばなし

昔々〜、一日中明るくて夜のない人間を
神様が可哀相にと、夜になると大きな大きな布で空を覆ってくれました
おかげで、人々は安心して夜をぐっすりと眠ることができました
けれども毎日、同じ布を使うので
あっちこっちに穴がいっぱい空くようになってしまいました
小さな穴は、夜空に散らばる無数の星に
大きな穴は、お月さまになったとか