河童は水中に棲んでおり、その屁も水中でするから、勢いが弱く音もしない。そこから、きわめて簡単なこと、取るに足りないことのたとえ。
 「屁の河童」とも。一説に「木っ端(木のくず)の火」から音変化したものという。