言 葉よ み意味について
加賀宝生かがほうしょう「加賀宝生流」という、別の流派ではありません。
前田藩の手厚い庇護と、明治維新後の諸先達の御苦労の賜物で
東京に次いで宝生流があまりに活発であることから、俗称で呼ばれていたのです。
「空から謡が降る」といわれるのは、
誰もが金沢では謡をたしなみ、植木職人が木に登りながら謡を口ずさんでいると、
道を通る人が上から降るように聞こえたことからの例えです。