点灯百科辞典−カ(DICTIONARY_ka_TENT) インデックス


開閉式テント(kaihei_tent)
土地の有効活用として日本では各所に利用され、テント生地がほぼ水平に移動するために天井や屋根として使用されている。トラック荷捌き場・駐車場・野外ステージ・通路の屋根(金沢の近江町市場テントアーケード)などがある。
形態は片流れ、両流れ、アーチ型の3種類があり、一般的にはテント生地はワイヤーロープで吊るされる。開閉方法はロープ引きや手動式ウインチ、電動モーターなどがある。
開いた折りに吊りワイヤーが残るが、おおむね解放感があり、開閉式テントの評判は良い。


合羽(capa)
→雨合羽


カビッカ(kabikka)
「ユルタ」のロシア語読み。


ガラス 繊維(glass_fiber)
グラスファイバーあるいはガラスウールともいう。ケイ酸塩を主成分とするガラスを溶融、加工して繊維状にしたもので短繊維と長繊維がある。その他に光学繊維ともいう光通信用の光ファイバーなどもある。
第一次世界大戦中に、天然石綿の代用品としてドイツで高温断熱用の短繊維が製造されたのが最初。長繊維は1930年代にアメリカで工業化され、FRP(繊維強化プラスチック)などの用途に使われている。
ただ、元がガラス系なので「折れ」には注意が必要である。


カンバス(canvas)
語源は大麻に由来する。木綿や麻の繊維で織った厚地の丈夫な布を指し、帆布・テント・画布のことをいう。一般的には絵画の基底材(支持体)である画布を意味するカンバスが知られている。
絵の具を塗る材料としてはエジプト文明にまで遡るが、今日のような使い方は15世紀頃のイタリアからである。それまでは壁画やポプラや樫の板などを使っていたが、大掛かりで高価だった。一方カンバスは安価であり、かつ継ぎ合わせることでどんな大きなものにもなり、持ち運びも便利だったので広く使われるようになった。
画布に使われる素材としては、麻布・綿布が多く、専門的には亜麻布もある。



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