点灯百科辞典−キ(DICTIONARY_ki_TENT) インデックス


黄色いテント(kiiroi_tent)
1985年に刊行された田淵行男氏の随筆集のタイトル。


気球(balloon)
飛行船のように水素やヘリウムを入れたガス気球と、熱した空気を使う熱気球がある。テント生地を使うのは後者の方で、下にゴンドラを吊るし、そこで燃やした熱を送りだして浮かぶのが気球。飛行船と同じように速度よりも空の浮遊感が優先する。


絹(silk)
蚕の繭からとった繊維。その艶と肌触りは、古代から人々を魅了し、いろいろな物語の元に中国から西洋へとシルクロードを通って全世界に愛好者が広まって行った。
代表的な絹織物としては、錦(にしき)・綾(あや)・羅(ら)・唐織(からおり)・繻子(しゅす)・緞子(どんす)・金銀襴(らん)・羽二重(はぶたえ)・縮緬(ちりめん)・綸子(りんず)・お召・銘仙・大島などの伝統的織物や和服地、綴(つづれ)錦・博多(はかた)織などの帯地、ブロケード、タフタなど広幅に織り出した洋服地などがある。



絹の道(silk_road)
シルクロード


CAD(cad)
Computer Aidet Designの略で、計算機支援設計システムと訳されており、コンピューターを利用して設計する際のアプリケーション・ソフトと、その設計行為をいう。現状では、CADソフトを使って、製図およびモデル作成の効率化と、モデル特性の解析シュミレーションが主に行われている。テントも仮設から本建築として認められ出していることと、建築法や消防法の規制に対応して行くこと、デザイン性の追及などいわれることから、図面化が求められ出されCADが活用され始めている。一方、よりデザイン性を要求される場合には、CADよりマッキントッシュによるDTPイラストレーターなどが使われることもある。
2次元CADとしてはAuto CADがあり、日本国内でインターネット上で無償配布されているJW CADがあり、3次元ではVector Works(旧 Mini CAD)が代表的汎用ソフトとして知られている。このうち、Vector Worksのみがマッキントッシュに対応しており、デザイン的指向が強い。


キャノピー(canopy)
天蓋の意味で、建物では天蓋形態の庇、または屋根形の張り出しテントのことをいう。自動車や飛行機の操縦席を天井部で覆う蓋の意味や、パラシュート・パラグライダーの布地の部分を指すこともある。
これは、西洋の中世の頃、天幕が王侯貴族のベッドの天蓋飾りとして使われていたり、キリスト教司祭の説教壇の上に飾られていた名残りとも言われています。ちなみに語源はラテン語の蚊帳(conopeumカナビウム=ブヨ除けの網のついたベッド)から来ている。


キャンプテント(camp_tent)
ちょっとした登山、キャンプ、小旅行に用いられる一般的なテントは、5人から10人用ぐらいまでの、車などに乗せて自分で持ち運びできるものが多い。
三角型、屋根型、家型、ウィンパー型、片流れ型、かまぼこ型、ドーム型、およびその変形があるが、屋根型、家型がもっとも普及している。
材料は古くは厚手の平織の麻や綿であったが、現在ではナイロンビニロンテトロンなどが、重さ、防水性、強度の点で優れていることから多く用いられている。最近は、さらに簡便なナイロンタフタなどで造ったものも量販店で販売されているが、撥水防水(多少の雨は弾くが、雨が多いと漏る)加工がほとんどで、全天候型でないため用途を考えて使用すべきである。


強化プラスティック(kyoka_plastic)
FRP



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